関わる人みんなが「当事者」です。
「当事者からはじめよう」 は、精神保健福祉にかかわるすべての人を「当事者」として捉える取り組みです。
ここでいう当事者とは、精神障害のある人だけを指す言葉ではありません。 障害当事者、ピアサポーター、精神保健福祉士、看護師、医師、家族(親・兄弟姉妹)、学校の先生、友人など、精神保健福祉に関わるすべての人たちを、私たちは当事者と呼びます。
私たちは、医療や福祉といった既存のカテゴリーや立場を超えて、新しい場をつくりたいと考えています。 専門職か、当事者か、支援する側か、される側か。 そうした区分をいったん脇に置き、「一人の人」としてフラットに関わる場です。
その場では、みんなが主人公です。 一人ひとりが「やってみたいこと」「気になっていること」「こんなことができたらいいな」という思いを持ち寄り、みんなで話し合い、少しずつ形にしていきます。
私たちは、この持ち寄る場所を 「ギルド」 に見立てています。 なぜなら、そこに集まるのは、誰かに指示される存在ではなく、それぞれが自分のやりたいことを胸に抱いた「冒険者」だからです。
立場や肩書きを超えて、誰かの「やりたい」という声に呼応し、共に動く仲間。 それが、私たちの考える「同じ当事者」です。
楽しみながら、対話しながら、試行錯誤しながら。 そうした小さな実践の積み重ねによって、精神保健福祉のあり方そのものに、少しずつ変化を与えていくことを目的としています。